就労移行支援施設に通ったときのことを書いています
みんな悩む人たち
就労移行支援施設に通って思ったことは
「みんな、先に進もうと頑張ってるんだ」ということでした
精神の障害を抱える人が多いこともあり
みんな黙々とPCに向かっていました
それぞれのペースで課題をこなすので、疲れたと思ったら休憩に出たり
席で少しぼーっとすることもできました
身体や気分がしんどい時は施設の人に告げて早退もできます
本当にそれぞれのペースで学習してるな、という感じでした
年齢も様々
私が通った施設は若い人が多かったですが、「私と近い年齢かな?」と
思う人もいたので、年齢層は幅広かったです
施設は65歳以下の人が利用できるので、他の訓練を行う施設だともっと違う傾向かもしれません
おそらく就労したことが無い感じの人もいれば
フリーランスや企業で働いていた人もいました(デザイン経験者らしき人)
訓練内容はみな同じ順序ですが、就職のタイミングで内容を変更してもらうこともできました
PCはmacでしたが、使い方は指導員の方が教えてくれたので苦労はありませんでした
「障害年金もらわない!」宣言した女性
帰り際、私に話しかけてくれた女性がいました
彼女はうつ病、不安障害によって退職、ケアワーカーの勧めで就労移行支援施設に通い始めたそうです
私よりかなり年齢も若いらしく「子供を産みたいから薬を拒否している」とのことでした
同じ女性として気持ちはわかるのですが、結婚相手を探すにも
まずは症状を落ち着けたほうがいいんじゃないかな?と思いながら話を聞いていました
話の中で「障害年金を申請しようかと思っている」ことを話すと
「私は絶対貰わない!もらったら終わりじゃないですか!」と急に勢いづいてビックリしました
色々な考えの人がいるのだな、と思った瞬間です
確かに自分に厳しくするのも必要かもしれないけど、意地張って自分が倒れたら元も子もありません
病気の症状で他人からの指示を受け入れられない時もありますが
気になることは医師に相談しながら自分を受け入れて癒すことが必要なのでは?と私は思います
意外な理由で紹介された特例子会社
失業保険の受給期間の終了が近づいてきたので「就職したい」旨を管理者に話しました
紹介されたのはIT企業の「特例子会社」の機器の管理でした
PCのハード面に知識があったことで紹介した、と最初は聞きましたが
実は企業側から「年齢的に落ち着いてる人がいい」と希望があったそうです
年齢が高くて断られることはあっても「若い人はちょっと」という企業は初めてでした
よくよく聞くと少人数の職場のため、若い女性と男性が一緒にいると
色々とトラブルが起きて退職する原因になるから、とのことでした
そういう考え方もあるのですね
まとめ:施設でいろいろな情報を得られました
最初は外出するのも不安になっていましたが、就労移行支援施設に通ってよかったと思います
同じ障害で悩んでいる人を見ることで「私だけじゃない」と思うことができたからです
さらに「非公開求人」というものは本当にあるのだと確認できました
行ってみないと分からないことが多いので、見学から始めるとよいと思います