生活福祉資金の問い合わせをしました
国からお金を借りる「生活福祉資金」
障害年金を申請してから受給決定まで4か月以上かかりました
その間に生活が苦しくなり、国や県の福祉制度を調べ「生活福祉資金」というものにたどりつきましたが・・・
結論から言うと貸付はしてもらえませんでした
その時の職員の対応や言われたことを書いています
生活福祉資金とは?
ネットで「生活福祉資金貸付制度」と検索すると厚労省のページがヒットします
実際に相談する先は市区町村社会福祉協議会になります
福岡市の場合は「福岡県社会福祉協議会」というところです
※その他都道府県の社会福祉協議会一覧はこちら
資金の種類は大きく分類すると4種類になります
- 総合支援資金
- 福祉資金
- 教育支援資金
- 不動産担保型生活資金
1つ目の「総合支援資金」は失業などで収入が無い、住居の確保が難しいという人が対象です
生活指導を受けたり生活再建の計画を立ててもらいながら生活費などの貸付をしてもらいます
2つ目の「福祉資金」は「低所得世帯、障害者世帯又は高齢者世帯に対し、次に掲げる経費として貸し付ける資金」とあり、さらに「福祉費」と「緊急小口資金」に分かれています
残りの「教育資金」は低所得世帯対を対象として子供の学費などを貸し付ける制度、
「不動産担保型生活資金」は土地や建物を所有している人がそれを担保に貸付を受ける制度です
私は「福祉資金」の「緊急小口資金」を申し込むつもりで相談をしました
緊急小口資金とは?
「緊急小口資金」とは
「緊急かつ一時的に生計の維持が困難となった場合に貸し付ける少額の費用」と記載されています
(厚労省 HP 生活福祉資金貸付条件等一覧より)
貸付金は最大10万円です(コロナ影響の場合は20万円)
連帯保証人は不要、無利子での貸し付けとなります
償還期限は貸付から14か月です(2か月の据え置き期間以降の償還)
- 連帯保証人
- 利子
- 償還期限
- 不要
- 無利子
- 貸付から12か月です※据置あり
福岡県社会福祉協議会での対応
私は障害年金の支給が決定するまでの生活費として「緊急小口資金」の貸付をお願いしたのですが
電話口での職員の対応で具合が悪くなり「あ・・もういいです」と電話を切ってしまいました
あの対応は今でも恐ろしく感じます
電話口で現在の状況を確認される
市区町村の機関なのだからと、まともな対応を期待した自分が馬鹿でした
職員の男性の口調は威圧的でかなりぞんざいです(その人だけなのかな?)
生活状況の確認の仕方がほとんど尋問に近かったです
最初に「障害者なのですが」と告げた後の対応です
「は?なんの障害があるの!?」「せ・・精神です」と返した後に聞かれた内容は以下
- 仕事はしているのか?
- 月の収入は?
- 借金やクレジットカードは?月の返済額は?
- これ以降収入が増えるのか?
- 障害年金が確実に支給される書面はあるか?
上の質問に答えるたびに「はあ?」とか「あ~」とか恐ろしい感じの悪さでした
福祉制度のハズなのですが・・
「支給される審査や条件が厳しい」とは聞いていましたが、その前に職員の態度が恐ろしいです
借金やクレジットなどの支払いがあると貸してもらえない
電話しているうちに具合が悪くなるし、通話料はこっち持ちだし、と
腹も立ってきたので、途中で電話を一方的に切りました
20分ほど不快な思いをしたのです
- 低所得だが働いている(増収の見込みがない)
- 低所得なのにクレジットの支払いがある
- 借金の返済のための貸付けはしない
- 障害年金の決定が確定されていない
電話の段階でお断りの様子でした
しかし、「障害者」も対象のはずなのに「障害年金が確実っていう書類はあるの?無いならうちはそういうのやってないんですよ~」
という無知丸出しの対応でした(支給決定までその他の通知なんてあるわけない!)
多分、福祉関係とは言ってもいい加減な教育をしているのでしょう
名ばかりの福祉制度
障害者や低所得で困っている人のための福祉制度のはずなのに、
全く救済する気がないのが丸見えです
現在はコロナの影響で貸付金額は20万円に上がり、
条件も「コロナ被害者」寄りになっているとは思います
しかし、職員の対応含め、もっと相談しやすく
わかりやすい制度にする必要があるのでは?と思いました
「助けて」っていっているのにね