失業半年後から就労移行支援施設に通う

失業・再就職

ハローワーク窓口で圧を受ける

失業からおよそ半年経ち、ハローワークの窓口で係の人に「(仕事)探してますか?」
と強め口調で言われました

障害者求人の窓口の人は大体が優しい(そうならざるを得ないよね)のですが
この日の担当者はなんだかキツイ感じでした

ちょうど就労移行支援施設に通う準備中だったので、その旨を伝えました
が、開設して間もない施設だったからか「?」という感じの反応

就労移行支援施設に通うのにハローワークへの申し出は必要?

就労移行支援施設には「工賃(給料)」が発生するところとしないところがあります

●工賃が発生する → A型事業所、B型事業所
●工賃が発生しない → 就労のための訓練所

私が選んだのは「工賃が発生しない」訓練をする施設でした

失業保険を受給中の場合、収入があるとその都度申告が必要になります
もらったお金(報酬)の額が支給金額から差し引かれます(後に給付される、とのことでしたが・・)
なので工賃が発生する場合は、そのことをハローワークに報告しないといけません
A型、およびB型事業所の場合「就職」とみなされることもあるようです

訓練のみの場合、通い始めるのにハローワークでの手続きは何も必要ありません

通いだした後の失業認定日に「この日とこの日は事業所に通いました」と報告が必要です
訓練のみの場合、支給額に影響はありません

体験利用ができる支援所がオススメ!

私が通った就労移行支援施設には「体験利用」の期間が1か月ありました

正式に通い始める場合は「障害福祉サービス受給者証」というものが必要になります
これは居住している市区町村の福祉課で発行されるサービス受給証です

とりあえず1か月後、正式利用の際に担当のケアワーカーさん
(いない場合は事業所が紹介してくれます)

が作成してくれた利用計画書を提出
(これも事業所がやってくれます)して福祉課の人と面談を行い

その後に受給者証が発行されます
(事業所に直接郵送してもらえます)

受給者証ができてから、事業所と契約を交わします
重要事項説明とかそのあたりを事業所の人が延々と説明した後、
利用の契約書に判子をおして利用契約が成立となります

もし体験利用中に「ここ違うな~」と思ったら本契約をしなければいいので
とりあえず雰囲気や訓練内容を試してから通所を決めるのがいいと私は思いました

訓練の中身と事業所の雰囲気が重要!

いくつか事業所を検討していく上で、私が重要視したのは「面倒くさくないこと」でした

精神障害者を対象としている場合、ひっそりとした事業所が多いと思ったのですが中には朝礼・挨拶・報告など社畜感を出している事業所もありました

ニュースなどに取り上げられ、名の知れた事業所なのですが
Webサイトなどで確認すると「笑顔が大事!」とかあって…

「一番無理なことやん!」と思って避けました

私が選んだ事業所はITに特化していることが売りなので、連絡や質問、報告はすべてチャットワークで行いました

朝も「おはようございまーす」と入り口で言う程度で、その後は黙々とPCに向かって訓練(プログラミングなど)です

訓練を受けている人同士でおしゃべりは全くありません

訓練が終わって、帰りにお話ししたりする人はいましたが、時間内はひたすらPCに向かっています

課題を出されて、クリアしたら指導者から次の課題がチャットワークで送られてきます

人間関係が苦手な私にはとても心地いい環境に思えました

訓練内容は

  1. HTML、CSSの知識、スキル
  2. イラストレーター、フォトショップなどWEBで必須のソフトの利用スキル
  3. Bootstrapの知識
  4. ワードプレスの知識、スキル

という感じです

何かしら利用経験がある人は課題をどんどんこなして先に進めます
マイペースでできるのがとてもありがたかったです

体調がすぐれないときはお休み期間を置くことも可能です
幸い、台風以外で休むこともなく続けられました

自分に合った就労移行支援施設を選ぶのって大切だな、と本当に思いました